公開シンポジウム

    
      

暴力について考える

      
        
          
                
  • シンポジウムの様子

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 10月21日、本学深草学舎にて、公開シンポジウム「人はなぜ暴力を振るうのか、その対策とは」が開催された。近年、日本でも認識されている社会問題として、ドメスティックバイオレンス、ストーキング、ハラスメントなどさまざまなものが挙げられる。今回のシンポジウムでは主に女性に対する暴力をメインに研究発表がなされた。

      

 初めにエイドリアン・レイン氏による「暴力の解剖学」と題した講演が行われた。この講演では初めに、初期の生物学的リスク要因として、妊娠のとき母体がどのような状態(栄養不良、喫煙)であれば胎児が後に犯罪者になる割合が高くなるかなどが語られた。次に犯罪者の脳のメカニズムとして、犯罪者と一般人の脳をスキャンすると感情を抑える役割をもつ前頭葉の活性が多くの犯罪者で低い傾向にあることや、一般的にサイコパスと呼ばれる人は一般人より偏桃体の体積が18%少ないと述べた。最後に魚介類を消費している量と殺人率は相関があることや、脳腫瘍により性格が変わり犯罪を起こしたが腫瘍を取り除くと、おだやかな性格になるという。

      

 次にシンポジウム「日欧比較 女性を対象とした暴力被害調査」が講演された。最初に欧州基本権機関のサミ・ネヴァラ氏が「EUが実施した女性を対象とした暴力被害の目的と成果」を発表した。EUがどのような方法で調査を行ったか、またその結果はどうであったかが詳細に語られた。

      

 それを踏まえて、浜井浩一氏による「日本調査の実施のプロセス」が発表された。これは日本の女性が今までにどのような暴力にあったかを調査したものだ。そして調査期間や対象者、どのような質問で調査を行ったか、調査を行う上で気をつけたことを話した。

           
    

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