イナリングのすすめ

    
      

新聞社員で稲荷登山

      
        
          
                
  • 途中出会った猫

    途中出会った猫

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  • 四辻からの景色

    四辻からの景色

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  • 荘厳な雰囲気漂う鳥居内

    荘厳な雰囲気漂う鳥居内

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 本学深草学舎の東に位置する京阪本線深草駅を越え、北東に進むと、伏見稲荷大社がある。この神社は日本の稲荷神社の総本社であり、正月の参拝者数は日本のトップ10に必ず入る。日本国内での人気はもちろん、海外からの観光客にも高評価なスポットだ。われわれ新聞社は、この伏見稲荷大社に登ることをイナリングと呼ぶことにする。この記事を読んで、知っている学友、そうでない学友ともに、参考にしていただきたい。  

      

 伏見稲荷大社にアクセスするために、最寄り駅が二つある。一つはJR稲荷駅だ。駅から降りると、本殿までつづく広い道が眼下に広がる。大きな鳥居が目の前にあり、多くの人がセルカ棒を伸ばしている。もう一つが京阪本線伏見稲荷駅だ。JR稲荷駅からはほんの少し遠いものの、多くの観光客が利用する。駅を降りて真っすぐ進むと、屋台の並ぶ細い道があり、とてもにぎわいを見せている。

      

 京都でも主要な観光スポットだけに、多くの人が集まっている。記念撮影をする人が多く、道は混み、なかなか前に進めない。「外国人に人気の日本の観光スポットランキング」で毎年上位に入っており、外国人観光客が非常に多く、英語や中国語など、まるで日本ではないかのようにさまざまな言語が飛び交っている。筆者も外国人観光客に英語で写真を撮ってほしいと頼まれた。

      

 楼門、本殿を越えると千本鳥居にたどり着く。入口付近は、必ず写真撮影者で埋め尽くされる。人混みは続くが、鳥居の中に入ると鮮やかな朱色の鳥居が出迎えてくれる。鳥居には奉納した年度、日付、奉納者が書かれており、お金を納めれば誰でも鳥居を立てることができる。ちなみに鳥居は千本以上ある。

      

 鳥居に入り数分歩くと、奥社奉拝所に着く。そこにはおもかる石がある。最初に願い事を決め、持ち上げたとき、思ったより軽ければ願い事が叶い、重ければ叶わないとされている。休日には列ができるほど人気である。

      

 おもかる石を過ぎると人は少なくなる。しばらく進むと裏道との分岐点があり、山道唯一のトイレがある。その場で上を見上げると青空が広がっており、とても気持ちがいい。だが昔は見上げても木で覆われていたらしく、稲荷山でも深刻な森林破壊があることが分かる場所だ。

      

 ここから坂が急になってくる。途中猫が現れ、疲れた体を癒してくれた。山の奥に進んでいくため、次第に肌寒くなる。途中、自動販売機もある。値段は割愛する。

      

 新池を過ぎると、さらに道幅も狭くなり、坂も急になる。険しい道が続き、多くの人が前かがみになり苦しそうな姿勢を見せるようになる。

      

 徒歩約50分、ようやく四つ辻に着く。辺りの景色を一望することができ、龍谷大学も見え、とても綺麗で思わず感動する。また有名俳優の実家、にしむら亭があり、そこでうどんやジュース、ソフトクリーム(バニラ、きな粉、ミックス)を買うことができる。多くの人が椅子に座り、休憩していた。

      

 われわれ新聞社一同はさらなる上を目指し、稲荷山の奥へと進んだ。約2時間半、ついに山頂(233メートル)、一の峯までたどり着き、おみくじを引いたあと、脱兎のごとく稲荷山を下って行った。

      

 そして、本殿近くに構えるお店では伏見稲荷の名物の一つであるスズメの丸焼き(600円)が販売されている。諸説あるが、稲の大敵であるスズメを退治するために生まれたと伝えられている。頭の形がはっきりと分かり、スズメの姿が想像できる。食べるのを躊躇してしまう。歯応えがあり、体は鳥のモモのようだった。

      

これが新聞社の勧めるイナリングである。ぜひとも、この記事を活用してみてはいかがだろうか。

      

           
    

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