飲みすぎ注意

    
      

お酒は正しく適量を

             

 大学生になることで、今までより身近になってくるものがお酒だ。円滑なコミュニケーションにつながる便利なツールになる、適量を摂取することで心筋梗塞などの疾患による死亡率を低下させる(Jカーブ効果)など健康にも一役買ってくれるアルコール。しかし未成年が摂取することや過剰摂取は逆に悪影響になってしまう。では、未成年飲酒はなぜいけないのか。また、適量な飲酒を心がけるにはどうすれば良いのか。

      

 未成年飲酒は身体機能に重大な影響をもたらす。脳が成長している時期にアルコールを摂取することで脳神経細胞を破壊、場合によっては脳萎縮を引き起こすこともある。また、二次性徴に必要な性ホルモンにも悪影響を及ぼし、性機能障害に陥る危険がある。未成年飲酒は身体だけでなく精神的にも影響を与える。特に言われているのが日頃から危険性が指摘されている「アルコール依存症」になりやすいということ。アルコールが手放せなくなる、暴力的な性格に変わるなど恐ろしい病だ。習慣的に飲酒を始めてから発症するまでの期間が中年男性は最短15年なのに対し、未成年者だと最短数か月で発症するという。短期間で発症することは未成年者に限らず、成人済みの20代でも起こり得ることなので、注意してほしい。

      

 人間のアルコール体質は遺伝子型でDD型(アルコールを全く受け付けられない)、ND型(アルコールに弱い)、NN型(アルコールに強い)の3種類に分けられる。日本人での割合はそれぞれ4%、40%、56%となっている。    

      

 1日あたりの飲酒適量は純アルコール量で20gとされている。これはビールで500ml、缶チューハイなら520ml分に相当する。これはあくまで目安なので、DD型やND型の人はこれより少ない量が適量だと考えるべきだろう。

      

 お酒は正しく飲めば「良薬」になるが、誤れば「毒薬」にもなってしまう。まずはアルコールチェッカーを利用して自分のアルコール体質をよく理解する。そしてそれに見合った飲酒量を心がけよう。

      

           
    

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