人工知能の進出

    
      

身近なものに

             

 2016年11月11日に株式会社ジェイアイエヌが展開するアイウェアブランド「ジンズ(JINS)」が世界初の人工知能(AI)を搭載した「ジンズ・ブレイン(JINS BRAIN)」の提供を開始した。このサービスはパソコンやスマートフォンから無料で利用することができる。利用方法も簡単で、案内に従って顔写真の撮影やフォルダから画像のアップロードをして気になる眼鏡を画面上で試着するだけで、眼鏡がどれほど合っているかが度数で表示される。この機能は二次元にも対応しているので、アニメのキャラクターなどに試着して遊ぶこともできる。

      

 これほどまでに人々に便利さや快適さ、エンターテインメントまでも提供しているAIは身近にどれほど存在しているだろうか。AIとは人間と同様の知能をコンピューター上などで人工的に実現させたもので、今日さまざまな分野で活躍を見せている。例として、iPhoneのSiriやソフトバンクが開発し今もなおその機能の改善、追加が行われているロボットで、人間の感情を読み取ることができる感情エンジンを搭載した「ペッパー(Pepper)」や、頭頸部がんの治療に役立てられるGoogleの人工知能「DeepMind」などがある。また、コンピューターの将棋プログラム「ボンクラーズ」(現在は「Puella α」)が棋士を敗ったり、AIを用いたロボットが全国の8割の私立大学においてセンター模試でA判定を獲得するなど、人間の能力を凌ぐほどのAIも現れ始めている。

      

 現在、AIは私たちにとって身近なものになっている。さらに進歩し続けるであろうAIとの関わり方について今一度考え、人間とAIとが上手く共存していくことが必要となりそうだ。

           
    

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