スポーツコラム
《ハーフタイム》~世界卓球選手権、男女アベック銀メダル~

 2月28日から3月6日、マレーシアにて卓球の世界選手権が行われた。結果は、女子団体戦はロンドン五輪、前大会に続いて銀メダルを獲得し、男子団体戦も1977年イギリスにて行われたバーミンガム大会以来実に39年ぶりの銀メダルを手に入れた。

 女子団体戦は2014年、東京で行われた前大会で世界ランキング6位の日本を代表するエース、福原愛選手不在での厳しい戦いだったにも関わらず、見事31年ぶりの決勝進出を果たし、銀メダルを獲得した。今大会は同じく世界で戦える実力を持つ世界ランキング5位の石川佳純選手も含め、45年ぶりの金メダルをかけたベストチームで臨んだ。

 予選であるグループリーグ、準決勝で実力のあるカットマンが存在する北朝鮮と二度にわたり対戦することになる。長年カットマンの攻略は日本女子の課題とされていたが、グループリーグでは見事ストレート勝ちを決めた。準決勝では苦戦を強いられるも3対1で日本が勝利する。しかし決勝で戦った世界ランク1位の実力を持つ中国の壁は高く、ストレート負けに終わる。銀メダルという結果になった。

 一方で男子団体戦も世界ランキング7位のエース水谷隼選手を筆頭に、輝かしい活躍を見せた。順調にグループリーグを勝ち進み、準々決勝、香港との対戦では圧倒的な攻撃力を誇る吉村真晴選手が0対2と追い込まれるが、キレのあるサーブやドライブを次々に決め、見事な逆転劇を見せた。決勝の対中国戦でも日本らしい攻めのプレーで戦ったが、結果ストレート負けに終わった。

 今大会で自身の実力を再確認したと共に、新たな課題も発見した日本。今年度の夏に控えるリオ五輪に向けて無敗の王者中国にどう立ち向かうかが鍵となるのではないだろうか。

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