ドラゴンクエスト30周年
堀井雄二から生まれた奇跡のゲーム

 1986年の発売から、今年で30周年を迎えるゲームに「ドラゴンクエスト」がある。堀井雄二によって生み出され、今でも人気は衰えていない。

 堀井雄二は大学卒業後も就職せず、フリーターとして活動していた。ある日、パソコンゲームで遊んでいると、その面白さに夢中になり、プログラムを覚え、自分でゲームを作って遊ぶようになった。これがゲームクリエーターの道へ進むきっかけだった。

 初代ドラゴンクエストを作るにあたって苦労もあった。当時ファミコンでRPGを作るのは前代未聞。原因は容量の少なさである。その容量はわずか64キロバイトしかなかったのだ。これはスマホの画像1枚分に相当する。

 86年の発売から爆発的な人気となる。売り上げは150万本を突破し社会現象になるほどだった。手に入れるために多くの人が店の前に列を作って並んだという。

 2016年には、二つ作品が発売されている。「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」は、大人気ゲーム「マインクラフト」の世界とドラゴンクエストの世界を組み合わせ、今までにない新しいスタイルを生み出している。また「ドラゴンクエストジョーカー3」は、06年に発売されたシリーズの最新作となっている。

 今年で節目を迎えるということで、大きなイベントの開催が決定している。それは「ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー」と称したショーである。大阪、名古屋、埼玉、福岡、横浜の全部で五つの都市で行われ、ショーには勇者をはじめ、アリーナ、ヤンガスなどファンの間では誰もが知るキャラクターが数多く出演する。

 今なお、さまざまな取り組みを続けているドラゴンクエスト。ここまで人気があり続けているのは、幅広い年齢層に愛されているからに他ならない。日本のみならず、海外からも注目を集めているほどだ。筆者も一人のファンとして、これからも期待していきたい。

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