交響楽団依頼演奏
美しい音色奏でる

  • 演奏中の団員たち

 5月24日、洛和デイセンター四条鉾町にて、龍谷大学交響楽団による依頼演奏が催された。今年で創立23年目を迎える交響楽団は、夏に行われるサマーコンサート、冬の定期演奏会、その他の学内演奏会に加え、福祉施設など多方面からの依頼演奏を積極的に行っている。今回は、高齢者の暮らしや生活を全面的にサポートしているデイセンターでの演奏を行った。演奏者とお年寄りの方が互いにスキンシップをとりながら終始和やかな雰囲気で行われた。

 最初の曲目は、木管二重奏のハロルド・アーレン作曲「虹の彼方に」だ。映画「オズの魔法使い」でおなじみの曲目で、クラリネットとフルートの美しいハーモニーによって、会場は優雅なクラシック音楽に包まれた。続く弦楽四重奏ではバイオリン、ビオラ、チェロによる深みのある音色で会場を沸かせた。最後を飾ったのは、ホルン、ファゴット、クラリネット、フルート、オーボエから構成される木管五重奏で木村弓作曲「いつも何度でも」だ。スタジオジブリの名作「千と千尋の神隠し」の主題歌として多くの人に親しまれ、どこか懐かしく温かみのある曲調に観客もリラックスしながら楽しんでいるようだった。

 今回演奏会に訪れた観客は「足が悪いので自ら外へ出向いて演奏を聴きに行くことができなくなったから、今日みたいに来てくれて良かった」と語り、とても満足気な様子だった。団員の大谷美沙貴さんは今回の演奏会について「選曲にこだわり、幅広くなじみのある曲を選ぶようにした。また、大人数でのオーケストラとは違い、少人数でのアンサンブルだと失敗が許されないため、いつもより緊張した」と語った。オーケストラの魅力を存分に感じさせてくれた彼らたち。今後の活躍に期待したい。

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