文化をつなげる人
シャネル社長講演会

 5月14日、本学深草学舎和顔館B201教室にて、国際学部開設記念講演会「フランスと日本の文化交流」が開催された。本講演会は、シャネル株式会社日本法人代表取締役社長であるリチャード・コラス氏を迎えて行われた。

 コラス氏は、1953年フランスに生まれ、75年にパリ大学東洋語学部を卒業した。また、85年に香水化粧品本部本部長としてシャネルに入社。95年には現職である代表取締役に就いた。

 今回の講演会は、フランスと日本の間に古くからある文化交流に重点を置いて進められた。両国の文化交流として、最近では、2012年3月に新宿御苑でシャネルがファッションショーを含むイベントを行うなど、さまざまな場面で両国のつながりは深い。講演でコラス氏はこのイベントを開くに至った経緯を語った。コラス氏は、イベント開催にこぎ着けた立場から「いかに自分の文化を尊敬しながら相手の文化も尊敬するかが大事。あり得ない、出来ない、と思わずに両者の文化に良いところを見つけ、結び付けてより良いものをつくるということがとても重要」と話した。

 最後には質疑応答の時間も設けられた。人生で大切にしていることは何かという質問に対しては、「走れ。自分の枠を広げるためにはいろいろなことに挑戦するべき。人生はものすごく短い。時間がないから本当に走りなさい」と強く語った。また、デザイナーになるためにすべきことは何かという質問に対しては、「自分の心にあるデザインを生み出していき、その中で自分のビジョンを作りなさい。外国の文化を吸収して、自分の文化も生かしたらいい。だからたくさんのことを吸収しなさい」と激励した。

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