冬と言えば鍋
十分な野菜を摂取

鍋
実際に作った鍋

冬の代名詞とも言うべき鍋料理は、日本特有の冬の風景を作り出すものでもある。スーパーでは、一人鍋から家族や友人とする鍋までさまざまな用途に合わせた食材がセットになって販売されている。そればかりか、冬のシーズンが到来すると野菜コーナーのそばには必ずと言ってよいほど鍋のもとが置かれる。そうしたことから、どの家庭でも簡単にできて野菜も十分に摂取できる鍋料理が多くなるのではないだろうか。そこで今回は鍋に関するおいしい水炊きの炊き方や変わった鍋料理を紹介しよう。

水炊きは最初に昆布を入れ、それから肉、野菜という順序で入れていくのが最もシンプルな作り方である。食材をおいしく食べられるかどうかはその行程の中でいかに手間をかけるかにかかっている。まず肉はどの種類の肉であれ、とにかく長く煮込んだ方がよりおいしくなる。鶏肉の場合だと30分ほど煮込んだ後、弱火にしてさらに30分ほど置いておくと、やわらかくしっとりとした肉に変わるのだ。そして、こまめにあくを取ることも忘れてはいけない。次に野菜だが、あらかじめ下ゆでしておくとよりおいしくなる。下ゆでした後、肉と一緒にゆでるのだが、この際に出るあくは取る必要がない。このような一手間を惜しまない炊き方をすることによって、より食材の味を引き出すことができる。

最後に、地域の特色を生かした「ご当地鍋」を紹介しよう。京都のご当地鍋は「まる鍋」と言い、すっぽんの肉や頭がすっぽんは縁起の良い亀の一種であり、まる鍋は長寿祈願としても食すそうだ。野菜が不足しがちな学友も、ぜひこの機会に鍋を作ってみてはどうだろうか。

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