團藤文庫展示会
日記に見る戦後の歩み

12月1日から12月12日まで、本学深草学舎至心館2階パドマにて、「わが心の旅路―團藤(だんどう)重光文庫受贈記念展示会―」が開かれた。この展示会は、長らく刑法学や刑事訴訟法学などさまざまな分野において多大な寄与をした、故團藤重光氏にまつわるさまざまな物品(以下團藤文庫)を展示したものである。その中でも本展示会では生活資料を中心に展示されている。

團藤氏は1913年に山口県に生まれ、東京大学教授や最高裁判所判事などを歴任した。2004年には、本学の客員教授にも就任している。

さまざまな展示物の中でも一段と目を引くのは、膨大な数の日記である。日記には、その日に起こった出来事が朝のごみ捨てから詳細に記されており、團藤氏のきちょうめんな性格がよく表れている。また、今回は本展示会の主催である矯正・保護総合センターのセンター長であり、本学法科大学院に所属している福島至教授に話を聞いた。
―なぜ今回、展示会を開こうと思われたのですか。
(福島)團藤文庫の受贈から2年が経ち、一つの区切りがつきました。そこで、社会に広く伝える時期が来ているのではないかと考えたからです。
―今回の展示で一番学友に見てほしい資料はどれでしょうか。
(福島)やはり日記ですね。日記を研究することで、日本における戦後の歴史の一端もさらに明らかになるかと思います。
―最後に学友に一言ありましたらお願いします。
(福島)團藤文庫は本学の財産の一つなので、皆さんが早く研究資料として使えるようにしたいです。そうすることが私たちの責務なので、今度は学生の皆さんが母校に戻った時の研究に活かしていただければ、と考えています。

ご案内

×印をクリックすると画面が閉じます。

シェア

龍谷大学新聞社トップページ 過去発行紙一覧 第611号(2014年12月号)