プレゼン龍2014
車椅子利用者の旅行プラン 審査員の心をつかむ

プランを発表する高山さん
プランを発表する高山さん

11月22日、本学深草学舎22号館301教室にて、プレゼン龍(ドラゴン)2014が開催された。グランプリを受賞したのは、高山勝さん(済3)が提案したビジネスプラン「車椅子でも気軽に旅行を楽しむ~コンビニエンストラベル~」だった。また、同時に開催された第9回高校生ビジネスアイデアコンテストでは、愛知県立津島北高等学校の田中里歩さんが提案した「防音めざまし」が最優秀賞を受賞し、プランナーたちのプレゼン力に会場は圧倒された。

今回のプレゼン龍では「ignition ~点火~」というテーマのもと、一次審査、二次審査を通過した4チームと、敗者復活の2チームを足した計6チームで争われた。見事グランプリを受賞した高山さんは、敗者復活からの逆転劇を起こし、会場を大いに沸かせた。

審査方法は、各方面の専門審査員による審査と、来場者全員に配られている投票券から審査に参加できる一般審査員制度の二つだ。また、当日は観客参加型コンテンツ「マイ・ドリームビジョン」が開催され、出場者と一体となって楽しめるものとなった。

グランプリを受賞したビジネスプラン「車椅子でも気軽に旅行を楽しむ~コンビニエンストラベル~」は、車椅子利用者の方でも京都旅行を楽しんでもらうというものだ。現在の日本では車椅子を利用している方が旅行をしようと思っても、車椅子利用の不便性や金銭面から旅行をあきらめているという現状がある。大手旅行会社でも、車椅子旅行プランは約10万円で高価なものであると話した。そこで、高山さん独自のプランでは約3万円ほどの価格にまで下げ、エレベーターやスロープがある宿泊施設の確認、車椅子利用者を手助けできる知識を持ったスタッフがいるかどうかの確認など全て請け負うプランを提案した。

審査員たちから高評価を得た点は、車椅子利用者の方が旅行する際に家族や友人といった複数人で旅行に行くというデータから、車椅子利用者ではなく同伴者から利益を得るという仕組みである。表彰式で高山さんは、「全然信じられない。まさかとは思いました。ですが、これを機に自分がしたい事を貫いていきたい」と受賞の喜びを語った。

プレゼン龍と同時に開催された第9回高校生ビジネスアイデアコンテストでは、応募総数894件の中から4件が選出された。田中里歩さん(愛知県立島津北高等学校)が提案した「防音めざまし」が最優秀賞を受賞し、「世界共通言語」を提案した安永昌太さん(開成高等学校)には審査員賞が贈られた。

ご案内

×印をクリックすると画面が閉じます。

シェア

龍谷大学新聞社トップページ 過去発行紙一覧 第611号(2014年12月号)