樹心館に映る歴史
理工学部学友が制作

樹心館
輝く樹心館

10月15日、本学瀬田学舎樹心館にてプロジェクションマッピングが行われた。これは理工学部の学友により制作されたもので、今年8月の夕照コンサートに続く2回目の実施となった。

今回のプロジェクションマッピングは、映像が投影された樹心館の歴史がテーマとなっている。樹心館は1885年に大阪南警察署として建設され、1908年に大宮学舎内へ本学図書館として移築された。その後、学友会事務所、本願寺宗務所と役割を変えた。そして、89年に瀬田学舎が開学すると、礼拝堂の建設が望まれ、94年に現在の場所へ移された。映像はこういった歴史が時代ごとの樹心館の姿をよみがえらせながら、過去から現在へと移り変わるという構成だ。その美しさと完成度の高さで、集まった観客を魅了した。

プロジェクションマッピングを制作したのは理工学部情報メディア学科3回生、倉地優輝さんと大塚健司さんだ。レジャー施設でのプロジェクションマッピングから影響を受け、カメラや動画編集が好きだという二人が活動を始めたのがきっかけだ。最初は正方形や家の模型に映像を映すことから始め、作品本編は夏休みの一カ月間を利用して作られた。大まかに完成しても、建物に投影したときの微妙なずれがあり、その調整に苦労をしたという。

また、10月26日の龍谷祭瀬田学舎エンディングイベントでも披露された。イベントのテーマである人魚姫の姿やハロウィンをモチーフにした映像が樹心館に映し出され、来場者を沸かせた。今後については、理工学部ならではのプログラムを利用し、人の動きに合わせて、リアルタイムに動くものを作りたいと意気込む。新たな作品を含め、これからの活躍に期待したい。

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