古都、京都で開催
国際写真フェスティバル

 4月19日から5月11日にかけて、第2回「KYOTOGRAPHIE 国際写真フェスティバル」が開催された。その公式プログラムの一つとして、シャネル・ネクサス・ホール提供の「Signature of Elegance リリアン・バスマンの仕事」は、また併設でハースト婦人画報社提供の「リリアン・バスマンとハーパーズ・バザー」が本学大宮学舎本館にて開かれた。

 本フェスティバルは、華やかな春を迎え、観光シーズン最盛期となった京都を舞台に約3週間にわたって行われた。寺社や町家などを会場とした、日本では数少ない国際写真展だ。2回目となる今回は、「Our Environments~私たちを取り巻く環境~」をテーマに、京都市内の15会場で開かれた。

 本学で開催されたプログラムのアーティストであるリリアン・バスマンは、メディアに新しい自由の感覚をもたらした戦後世代の伝説的なファッション写真家だ。斬新かつ革新的な方法でファッションフォトの世界に新たなイメージを築き、雑誌『ハーパーズ・バザー』で活躍した。優れた写真家に贈られる国際写真賞であるルーシー・アワードを2004年に受賞している。

 会場には、リリアン・バスマンの膨大な作品の中から厳選された約50の作品が展示された。また、1940年代、50年代にリリアン・バスマンが活躍していた雑誌が資料として展示された。さらに、本人へのインタビュー映像も上映されており、作品の撮影方法や影響を受けた人物などが語られていた。

 国の重要文化財にも指定されている大宮学舎本館。その気品あるたたずまいの中に、白いフレームと黒いフレームに収められた作品が並べられ、本フェスティバルの趣旨である伝統文化と現代アートの融合が、見事に表現されていた。

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