入学記念特別企画2013
龍谷大学生活のいろは

新入生のみなさん、入学おめでとう。新しく本学の学友となったとはいえ、まだ分からないことも多いのではないだろうか。そこで、そんな新入生たちに対し、本学の基幹である3学舎の紹介など、新たな生活の参考となる情報をお届けしたい。この記事が、豊かな学生生活のきっかけになれば幸いだ。

大宮学舎

  • 大宮本館

    大宮学舎のシンボル、本館

 大宮学舎は京都市下京区に位置し龍谷大学発祥の1639年に西本願寺の学寮として開設された。370年の歴史があり、龍谷大学のキャンパスで最も古い。文学部の3、4回生と大学院文学研究科、実践真宗学研究科が主に利用する。

 正門を入ると正面に見えるのが1879年に建造された本館で、気品あるたたずまいから大宮学舎の顔となっている。国の重要文化財に指定されており、学芸員を目指す学友が展覧会の場としても使用する。本館の両側にある建物は北黌(ほっこう)と南黌(なんこう)だ。アーチ状の窓が印象的で、本館と同じ1879年に建造されこちらも国の重要文化財に指定されている。他にも旧守衛所と正門も重要文化財として大宮の歴史を見守る。

 そして重要な施設が大宮図書館だ。ここには人文学系の図書が約98万冊所蔵されていて、貴重な資料も数多く存在する。中でも、「類聚古集」や「解体新書」初版本、奈良絵本「竹取物語」は貴重だ。現在伝わる写本が龍谷大学にしか残っていないことや万葉集の歌を最初に分類したものであることから「類聚古集」は国宝となっている。

 大宮学舎には、アジア仏教文化研究センターや現代インド研究センター、仏教文化研究所を併設し、龍谷ミュージアムも近くにあることで研究施設が充実している。大宮学舎は風情ある建造物からテレビドラマや映画の撮影場所として使われている。新入生にはあまり関わりのない大宮学舎だが一度訪れてみて長い歴史を感じてみてはいかがだろうか。

瀬田学舎

  • 瀬田1号館

    瀬田学舎の顔、瀬田1号館

 滋賀県大津市にある瀬田学舎は山奥にある自然豊かなキャンパスだ。この瀬田学舎には、理工学部、社会学部、国際文化学部、理工学研究所、社会学研究所、国際文化学研究所があり、その他にも学生が充実したキャンパスライフが送れるような施設がある。今回は、そんな瀬田学舎について紹介していこう。

 瀬田学舎内で一番高い6階建ての建物が、瀬田学舎のシンボルとも言える1号館だ。この建物の中には理工学部の研究室や実験室などがある。さらにここには滋賀銀行のATMや学生のサポートを行うキャリア開発部、情報メディアセンターなどもある。その前には噴水があり、よく待ち合わせで使われることがあるので覚えておくと良いだろう。

 次に、学生が大いに活用している学生交流会館を説明していこう。学生交流会館は展示ギャラリーや会議室、イベントホールなどがあり、学生が充実したキャンパスライフを送れるような施設が数多く設置されている。龍谷大学の学友ならば、誰でも借りることができて、やりたいことが自由にできる場所になっている。さらに軽音楽サークルのライブイベントや、各サークルの展示もここで開催されており、学生たちのさまざまな一面を見ることができる。

 そして最後に、瀬田図書館について説明しておこう。この図書館は37万冊もの蔵書があり、図書以外にも、雑誌、新聞、電子書籍、映像資料などさまざまな資料を有している。また、グループ研究や勉学に励むための自習室も完備されていてとても快適な空間だ。

 瀬田学舎は山奥にあり、通学が楽だとは言いがたい。しかし、その立地を生かし自然と調和した学び舎が、ここでしか体験できない、素晴らしい大学生活を与えてくれるだろう。

深草学舎

  • 深草2号館

    生協、書店も入る深草2号館

 レンガ色の建物と円形の芝生広場が特徴的で、モダンな雰囲気を醸し出すのが、本学のメインキャンパスである深草学舎。ここでは、そんな深草学舎の歴史と魅力について紹介していく。

 1960年、深草学舎は京都市伏見区に、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人の700回忌記念として、大宮学舎に次いで設立された。現在は経済学部、経営学部、法学部、政策学部、短期大学部、2回生以下の文学部の学友向けに授業が開かれている。学生数は深草、瀬田、大宮の3学舎中最も多く、延べ9500名以上の学友が通っている。

 校舎の色以外にも、深草学舎には魅力が多い。深草図書館には実に数多くの書物が収められているが、特に社会学部系の蔵相が豊富なのが特徴だ。また、顕真館では毎朝法要が催されており、夜になると正門と顕真館をつなぐ道に、LEDの明かりが幻想的に浮かび上がる。円形の芝生広場には巨大なLEDモニターが備え付けられたステージが設置されており、普段は学友が昼食や談話を楽しむ憩いの場として、イベント時には催し物の舞台として多くのサークルが利用する。幾何学的なデザインが目を引く体育館は、充実した広さと設備で体育の授業や体育会系サークルの活動を支える。

 本学舎には食堂が3つある。メインダイニングとして朝から夜まで利用される22号館食堂、フードコート形式で多種多様な昼食を提供する3号館食堂、カフェメニューの充実した4号館食堂だ。また、円形広場の付近にはガラス張りの外観が目を引く、カフェ樹林がある。建物の外側は大学からの各種掲示がなされ、内部は学友たちの交流、情報交換の場として広く利用されている。

 そんな深草学舎だが、設立50年を過ぎた今でも進化を続けている。最近では昨年から利用が開始された22号館や、食堂も先に述べたように全面改装され、また旧1号館の改築も進行している。さらに再来年には現在瀬田学舎にある国際文化学部が農学部(仮称)の設置によって深草学舎に移転され、より大規模なキャンパスへと生まれ変わる予定だ。

 深草学舎にはコンパクトな敷地ながら、その中に数多くの施設が収められており、学生生活を送るうえで何不自由なく過ごすことのできる工夫が随所になされている。文学部生と短期大学部生は2年間、経済学部生や法学部生などは4年間をそれぞれ過ごしていく場所であるが、学び舎としてはもちろんのこと、生活の中心の場としても、充実して過ごすことができよう。

番外編 知らないと損をする 学生生活お得情報

 大学に入学してまず思い浮かぶのは、友達と楽しく過ごす学生生活や課外活動などではないだろうか。高校までとは異なり、活動の幅も、人脈も広がる場所でもある。そんな大学生活を最大限楽しむためには、その大学特有のお得な情報は不可欠。今回は本学学友だからこそ受けられるお得な情報を紹介しよう。

 最初に挙げるのは、龍谷大学生活協同組合だ。学生生活で最も多く利用するのではないだろうか。弁当や飲料、文具、書籍までそろう。また、生協組合員には割引される商品もあり、プリペイドを利用するとポイントも貯まる。学生証と一緒になっているのでより便利に使用できる。ただし、購入の際提示が必要なので注意してほしい。他にも、住居や旅行の際のプラン、資格の申し込みまで対応していて、学生生活には欠かせない。

 二つ目に紹介するのは、本学は京都国立博物館と奈良国立博物館の「キャンパスメンバーズ制度」というものに入会していることだ。これにより、学生証を提示すれば平常展示が無料で見学できる。京都国立博物館は現在建て替えのため、全館休館ではあるが、奈良国立博物館では仏教に関する展示が行われている。特別展は学生割引という形にはなるが、本学在学中に一度は利用してみてはどうだろう。

 三つ目に紹介するのは本学の礼拝堂だ。ここでは、なんと仏前結婚式を挙げることができる。服装は和装でもドレスでも可能で、浄土真宗本願寺派に則って行われる。母校で挙式できるのは本学ならではと言えるのではないだろうか。ただし、授業等があるため、日程についてはその日以外となる。

 本学学生ならではの割引や施設利用など知っておけば、より楽しく充実した学生生活を送ることができる。これを機会に、利用してみてはいかがだろう。

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